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退職金規定の分析からわかること その1「会社の生産性」
退職金規定の分析は、3つのステップからなります。
ステップ1 従業員の年齢構成等の分析
ステップ2 期末自己都合退職金及び定年退職金予測
ステップ3 退職金規定の性質
この3つのステップのうち、従業員の年齢構成等の分析は、会社の生産性を予測する大切な分析項目です。

この分析例におていどのようなポイントが見て取れるでしょうか?
①縦軸の勤続年数からは、採用数が事業年度によって大きく増減していることが判ります。
②横軸の年齢からは、各年代の割合が均等化されるように採用していることがうかがわれます。
③年齢と勤続年数の斜線から高卒採用・大卒採用の割合も見て取れます。
現在、5年後、10年後などの年齢構成を予想しながら採用を考えていくことで生産性や賃金・退職金への資金繰りへの影響も予測することができます。
ステップ1 従業員の年齢構成等の分析
ステップ2 期末自己都合退職金及び定年退職金予測
ステップ3 退職金規定の性質
この3つのステップのうち、従業員の年齢構成等の分析は、会社の生産性を予測する大切な分析項目です。
会社の生産性

(1)従業員の年齢・勤続年数のプロット分析
会社を健全な状態を維持しながら継続していくためには、安定した生産性を発揮できる人材の確保が必要です。そのためには、年齢や勤続年数を考慮しながら適切な人材配置と人材確保が求められます。
この分析例におていどのようなポイントが見て取れるでしょうか?
①縦軸の勤続年数からは、採用数が事業年度によって大きく増減していることが判ります。
②横軸の年齢からは、各年代の割合が均等化されるように採用していることがうかがわれます。
③年齢と勤続年数の斜線から高卒採用・大卒採用の割合も見て取れます。
(2)従業員の年齢構成
①年齢構成の将来予測
従業員の年齢構成に偏りがあると将来の生産性に大きな影響が出てくることが予想されます。現在、5年後、10年後などの年齢構成を予想しながら採用を考えていくことで生産性や賃金・退職金への資金繰りへの影響も予測することができます。
②定年退職時の勤続年数予測
一方で、定年退職時の勤続年数構成を確認することも、退職金の資金負担を考える上で大変重要なポイントです。従業員の定着率から考えたときに、新卒採用と中途採用の割合や職種・配置の構成などにも参考になると考えられます。
2022/12/27 |