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退職金規定の作り方 その3「根幹となる制度の選択」
経営に役立つ退職金制度を設計するにあたって、もっとも重要な選択項目が根幹となる制度のしくみです。
基準給与連動型、年数別定額制、ポイント制、主な仕組みはこの3つです。それぞれの制度の長所・短所を検討し適切な選択をする必要があります。
根幹となる制度の選択

根幹となる制度の選択
(1)退職金を支払う理由を検討する
制度の選択にあたって、まず検討するべきなのは、どのような理由(根拠)で退職金を支払うのかということです。主な理由は3つです。


(2)従業員が抱える将来への不安を理解する
退職金を支払う理由を考えるうえで、会社や社会の現状から、考慮すべき従業員の抱える将来の不安への対応策についても考慮する必要があります。何を最優先に考えるのか、何を最重要と考えるのかによっても対応方法が変わってきます。


(3)代表的な3つの給付制度
現在もっとも多くの会社で導入されているのは、基準給与連動型の給付制度ですが、月次給与との切り離しが求められたり、能力や職歴をもっと反映できないかとの要請から、ポイント制や定額制と基準給与連動制のハイブリットなど、新しい給付制度も生まれてきています。

①年数別定額制のしくみ

②基準給与連動型のしくみ

③ポイント制のしくみ

2023/01/13 |